手付金と頭金の違いとは？

こんにちは。

タカスギ住まいづくり情報局です。

今回から皆様のお役に立てるような、家づくりに関する豆知識をご紹介いたします。

 

今回のテーマは【手付金と頭金】です。

良く混同されがちなこの2つは一体どのような違いがあるのでしょうか？

 

①手付金と頭金の一番大きな違い

２つの大きな違いは、手付金は必ず払う、頭金は払う必要はないという点です。

手付金と頭金は、両方とも家を建てる初めの方に必要なお金です。

何故このような違いがあるのでしょうか。それはお金を払う理由が全く違うからです。

 

②手付金とは？

手付金とは、信用を作るために払うお金です。

例えば、買い物をするときに、まだ完成していないものを購入する場合、不安になりませんか？

きちんと希望したものを渡してもらえるのか、心配ですよね。

ただこの時、売る側も同じ不安を抱えています。なぜなら、せっかく作っても完成した後でいらないと言われると非常に困るからです。

そこで出来た方法が手付金です。買う側はお金を払うことで、完成した際には買う意思を示し、売る側はお金を受け取ることで、きちんとしたものを作ることを約束します。

手付金とは信頼の証であり、トラブルの防止方法でもあります。

そのため、契約の際には必須のお金です。

 

③頭金とは？

頭金は月々の返済や借りる年数を少なくすることが目的のお金ですので、手付金とは意味合いが全く異なります。

家を購入するときに多くの方が利用されるのが、住宅ローンです。

数千万の支払いを、月毎の返済に変えられるので非常に便利な方法ですが、もちろん良い面だけではありません。

借りたら借りた分だけ、利息が必要になってきます。当然借りる金額が上がると、支払う利息も増えます。

そこで準備するのが頭金です。家の総額－頭金＝住宅ローンということです。

そのため、契約において頭金は必須ではありません。

 

④手付金の相場は？

では手付金の相場はどのくらいなのでしょうか。法律上で手付金の金額に関して決まっているのは【代金の20％以下】という部分のみです。ここはメーカーによって違いますので事前に確認しましょう。

タカスギの場合は基本50万円の手付金を頂くことが多いです。

 

⑤手付金は最後には？

手付金は最終的には家の代金に充てるのが一般的です。ただ、必要であれば返還してもらうことも可能です。

 

まとめ

・頭金は入れるか入れないか選べるが、手付金は必ず必要！

・手付金の相場はメーカーによって違うので要確認！

 

いかがでしたでしょうか。ご参考いただけますと幸いです。