こんにちは。

タカスギ住まいづくり情報局です。

皆様のお役に立てるような、家づくりに関する豆知識をご紹介しております。

 

今回のテーマは【つなぎ融資】です。住宅ローンを組まれる方は聞いた事があるかと思います。

つなぎ融資を使ってはいるものの、よくわからないままにしている方は意外と多いです。ぜひこの機会にご覧になってください。

 

①つなぎ融資とは何？

つなぎ融資はその名の通り、住宅ローンまでの間をつなぐ融資の事です。住宅ローンに関りはあるものの、別の融資形態となります。簡単に言いますと、お金を借りる前に借りるお金です。

 

②つなぎ融資と住宅ローンの違いは？

つなぎ融資は無担保融資で、住宅ローンは有担保融資です。

例えば、お金を2人の知り合いに貸すとします。1人にはただお金を渡すだけです。しかし、もう1人にはお金を返すまで持っていて良いと言う条件で、腕時計を預かりました。皆様はどちらの方がお金を貸しやすいでしょうか？恐らく後者の方が貸しやすい方が多いのではないかと思います。

これを専門用語で、担保がない（無担保）、担保がある（有担保）と言います。

基本的には、無担保融資の場合の方が借りる額や、金利などの条件が厳しくなります。

 

③なぜ、つなぎ融資を使うのか？

つなぎ融資は、建物が完成するまでに支払うお金に使用します。

前述の通り、住宅ローンは担保が必要な融資です。つまり住宅ローンは家が担保となるため、完成前はお金を借りる事が出来ません。しかし、業者さんは家が建つまで給料なしですと非常に困ります。その際につなぎ融資を使用します。

 

④つなぎ融資の注意点

つなぎ融資で問題となるのは、借りる期間の長さです。

つなぎ融資は、家を建てる土地を買う際や、家を建て始める着工や上棟などの節目のタイミングで使用します。

期限は住宅ローンが借りられるようになるまでです。住宅ローンが下りた際に、そのお金でつなぎ融資を返済する形になります。ここで問題になるのは、当然お金を借りた分、利息がかかってくることです。

無計画でつなぎ融資を借りて土地を購入した場合、利息を長期間払うことになります。極力、利息が最小限で済むように、メーカーと相談しながら支払いのタイミングを図りましょう。

 

⑤利息の支払い期間について

メーカーによって利息の取り扱いが変わります。

タカスギの場合は、家を建てるまでの一定の期間でお客様と利息を折半する契約の形をとっております。

もし住宅ローンを借りる際には、事前につなぎ融資に関してもご確認ください。

まとめ

・つなぎ融資は、住宅ローンが下りるまでに必要なお金を支払うための融資！

・住宅ローンよりも利息が高い為、借りる期間に注意！

・住宅ローンが下りた後、その融資でつなぎ融資を返済する！