2021.12.18
事前に確認したい「インフラ」の話
こんにちは。
タカスギ住まいづくり情報局です。
皆様のお役に立てるような、家づくりに関する豆知識をご紹介しております。
今回のテーマは【インフラ】です。インフラとは住宅においての上下水道、ガス、電気などの生活するうえでのライフラインを表す言葉です。建築する際には必ず確認をしましょう。
必ず確認してほしい4つのライフライン
①上水道
上水道は水を供給する公的な設備の事です。当然に存在しているものではなく、敷地内に水道管が来ていない場合は伸ばしてくる必要があり、その分の費用が掛かります。また、仮に通っていたとしても水道管が古いものの場合は、行政機関から変更の指導を受ける場合があるため、注意が必要です。
その他にも上水道を通す際に加入金や、手数料・検査料がかかりますので、家の見積もりを出してもらう場合は、これらのお金が入っているかを確認しましょう。
ちなみに、上水道が通っていない地域では井戸を掘る必要があります。この場合水道料金はかかりませんが、初期投資費用が多くかかるため、予算を多めに見ておきましょう。
②下水道
下水道は雨水や汚水を処理し、川や湖に流す施設の総称の事で、こと住宅に関しては家で出た汚水を流す設備の事です。上水道とは違い下水管が通っている地域であれば、町や市が引き込みを行ってくれます。その代わり、下水管の申請や使用には費用が掛かります。
また下水管が通っていない地域では、代わりに浄化槽という装置を家に取り付ける必要があります。これは一般家庭用の下水処理装置で、浄化槽を通して汚水を処理することになります。浄化槽の設置には初期投資が必要ですが、地域によっては市や町から補助金が出る場合もありますので、設置する場合は確認してみましょう。
③ガス
ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があります。都市ガスは地下の導管で各家庭に供給されるもので、プロパンガスは各家庭にガスボンベを支給し、そこからガスを供給する形です。
一般的に都市ガスの方が安価ですが、通っている地域が限られていたり、プロパンガスに比べ災害時の復旧が遅いなどのデメリットもあります。
④電気
電気は現在では好きな会社から引っ張ってくる事が出来ます。特に好みが無いのであれば、メーカーが普段使用している電力会社で問題はないでしょう。
また建築予定地に電柱が建っている場合、移動が可能かはケースバイケースです。その電柱の管理をしている電気会社に確認をしてみましょう。ちなみに敷地内に電柱がある場合は、土地の使用料として電気会社から毎年3000円弱の支払いを受ける事が出来ます。
まとめ
・上水道、下水道、ガス、電気の有無が重要!
・4つのライフラインの状態によっては、費用が別途必要!
・上水道がない地域は井戸を掘る必要がある!
・下水道がない地域は浄化槽を設置する必要がある!
土地を購入する場合、インフラの確認を!
土地の場所や地域によっては、上下水道や都市ガスが通っていない場所もあります。後から困ることがないように、家の費用を考える場合はインフラが整っているのかも必ず確認をしましょう。
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