2024.06.30
地震保険とタカスギの保証の違いは?徹底比較してみました!
さて、家を建てる際に、考慮すべき重要な要素の一つに「地震保険」と「住宅の保証」があります。特に日本は地震が頻発する国であり、地震対策は欠かせません。しかし地震保険は気になっても、住宅の保証まで、気にされている方が大変少ないのが現状です。
実は、一般的な地震保険だけでは補償内容に限界があり、万が一の時に十分な保障を受けられない場合があります。熊本地震でも、このような事例が多くみられました。
一方、タカスギの提供するスーパージオ工法による住宅保証は、より包括的な補償を提供します。本記事では、地震保険とタカスギの保証の違いを詳細に解説します。
地震保険とは
地震保険は、地震による損害を補償するために設けられた保険制度です。日本は地震が多く、地震による損害から国民の生活を守るために、1966年に地震保険法が施行されました。
適用範囲と補償内容
地震保険の適用範囲は、地震、噴火、津波による損害に限定されています。保険対象の建物または家財が全損、大半損、小半損、または一部損となったときに保険金が支払われます。
- 全損: 保険金額の100%(時価が限度)。
- 大半損: 保険金額の60%(時価の60%が限度)。
- 小半損: 保険金額の30%(時価の30%が限度)。
- 一部損: 保険金額の5%(時価の5%が限度)。
地震保険の補償額と限界
地震保険の補償額には上限が設定されています。地震保険に加入する際には、火災保険と同様に保険金額を設定しますが、地震保険の保険金額は火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内で決定されます。
例えば、火災保険の保険金額が建物3000万円、家財1000万円の場合、地震保険の保険金額は建物で900万〜1500万円、家財で300万〜500万円に設定されます。
(※ただし、地震保険の保険金額には契約できる限度額があり、建物5000万円、家財1000万円が最大となっています。)
このように、地震保険は重要な災害対策の1つですが、補償額には限界があり、再建には不十分な場合があります。
タカスギ(スーパージオ工法)の保証
スーパージオ工法は、地震や軟弱地盤による建物の損壊を防ぐために開発された先進的な工法です。この工法の目的は従来の基礎工法と異なり、地盤の改良と免震技術を組み合わせることで、地震の揺れを吸収・軽減します。
タカスギ(スーパージオ工法)の保証の特徴
当社のスーパージオ工法(SG工法)の保証は、他社の保証と比べて多くの点で優れています。まず、建物の損壊だけでなく、液状化現象や地盤の安定性に対する保証も含まれています。他社の多くの保証は建物の損壊に限定されており、地盤に関する保証は含まれていません。
また、一般的な保証には一定の自己負担を求める免責条項がありますが、当社の保証には免責条項がありません。被害が発生した場合には全額補償されます。
さらに、当社は最長30年にわたる保証を提供しており、他社の保証期間(通常は10年程度)を大きく上回ります。
タカスギ(スーパージオ工法)の保証内容
タカスギの保証は、具体的な保証項目と保証額において非常に充実しています。以下に、主要な保証内容をまとめました。
保証項目 |
最大補償額 |
保証期間 |
免責条項 |
免震保証 |
1億円 |
最長30年 |
なし |
液状化保証 |
1億円 |
最長30年 |
なし |
地盤保証 |
3億円 |
最長30年 |
なし |
- 免震保証: 建物が地震で損壊した場合、全壊から一部損壊まで幅広く保証し、最大1億円までカバーします。仮住まいの費用も含まれます。
- 液状化保証: 地震による地盤の液状化現象で発生する被害を最大1億円まで保証します。
- 地盤保証: 軟弱地盤に対する補強を行い、最大3億円までの保証を提供します。
これらの保証は、地震保険の補償額や適用範囲を大きく補完し、家主様が安心して暮らせる環境を提供します。タカスギのスーパージオ工法とその保証により、長期的な安全と安心を確保することができます。
地震保険とタカスギ(スーパージオ工法)の保証の比較
地震保険とタカスギの保証では、補償額に大きな違いがあります。
地震保険では、建物に対する補償額は最大5000万円、家財に対する補償額は最大1000万円です。
一方、タカスギのスーパージオ工法による保証では、最大1億円から3億円までの補償を受けることができます。
保証項目 |
地震保険最大補償額 |
タカスギの保証最大補償額 |
建物の損壊 |
最大5000万円 |
1億円(免震保証) |
液状化現象による被害 |
対象外 |
1億円(液状化保証) |
地盤の安定性 |
対象外 |
3億円(地盤保証) |
家財の損壊 |
最大1000万円 |
対象外(家財は対象外) |
地震保険の適用範囲は、地震による建物や家財の損壊、火災、津波、噴火などの二次災害に及びます。しかし、液状化現象や地盤の安定性に対する保証は含まれていません。
一方、タカスギの保証は、地震による建物の損壊だけでなく、液状化現象や地盤の安定性に対する保証も含まれています。
保証項目 |
地震保険の適用範囲 |
タカスギの適用範囲 |
建物の損壊 |
○ |
○ |
火災、津波、噴火 |
○ |
○ |
液状化現象による被害 |
× |
○ |
地盤の安定性 |
× |
○ |
家財の損壊 |
○ |
× |
地震保険の保証期間は基本的に1年から5年で、保険料を支払うことで継続して契約することが可能です。
一方、タカスギのスーパージオ工法による保証は、最長30年にわたる長期保証が特徴です。
保証項目 |
地震保険の保証期間 |
タカスギの保証期間 |
建物の損壊 |
1~5年 |
最長30年 |
液状化現象による被害 |
対象外 |
最長30年 |
地盤の安定性 |
対象外 |
最長30年 |
地震保険には、保険金が支払われるための一定の免責条項が設けられています。例えば、一部損壊の場合には保険金が5%しか支払われないなど、免責条項によって補償額が減少することがあります。
一方、タカスギのスーパージオ工法による保証には、免責条項がありません。
保証項目 |
地震保険の免責条項 |
タカスギの免責条項 |
免責条項の有無 |
あり |
なし |
地震保険のみの場合のシナリオを考えました!
熊本県で家を建てたCさんは、建物2000万円、家財1000万円の火災保険に加入しており、地震保険にも加入しています。ある日、大規模な地震が発生し、Cさんの家は半壊の被害を受けました。
-
地震保険の補償額
- 建物:2000万円の50% → 1000万円
- 家財:1000万円の50% → 500万円
合計で1500万円の補償を受け取ることができました。しかし、再建費用は2000万円を超えるため、追加は自己負担となります。
Cさんは、地震保険から1500万円の補償を受けましたが、地震保険ではカバーされない「地盤の液状化」や「地盤改良」に必要な費用は自己負担となります。さらに、保険金が支払われるまでの間、一時的な住居も自己負担となってしまいます。
タカスギの保証が適用される場合のシナリオは
同じく熊本県で家を建てたDさんは、タカスギのスーパージオ工法による保証に加入しています。Dさんの家も大規模な地震で半壊の被害を受けました。
-
タカスギの保証の補償額
- 免震保証:1億円まで全額補償
- 液状化保証:1億円まで全額補償
- 地盤保証:3億円まで全額補償
再建費用や地盤改良費用はすべてタカスギの保証でカバーされました。また、仮住まいの費用も補償内で支払われました。
Dさんは、タカスギの保証から全額補償を受け、再建費用を自己負担することなくカバーできました。さらに、地盤の液状化による被害も保証されているため、地盤改良に必要な費用も補償されました。一時的な住居も保証されました。
項目 |
地震保険のみの場合 |
タカスギの保証が適用される場合 |
補償額 |
建物1000万円 家財500万円 |
全額補償 |
液状化現象による被害 |
対象外 |
最大1億円まで補償 |
地盤の安定性 |
対象外 |
最大3億円まで補償 |
一時的な住居 |
自己負担 |
保証内でカバー |
まとめ
今回、地震保険とタカスギの保証の違いについて解説させて頂きました。ポイントを整理しました。
地震保険
- 補償額の上限が建物5000万円、家財1000万円であり、地震、津波、火災、噴火などの被害に対応。
- 損害状況に応じて、全損、大半損、小半損、一部損に分類され、保険金が支払われる。
- 補償額や適用範囲には限界があるため、自己負担が発生することもある。
タカスギの保証
- スーパージオ工法による包括的な補償を提供し、免震保証、液状化保証、地盤保証が含まれる。
- 最大1億円から3億円までの補償が受けられ、免責条項がないため全額補償が可能。
- 最長30年の長期保証を提供し、地震保険の限界を補完。
住宅を建てる際に、多くの方は地震対策や地震保険を重視しますが、保証の重要性についてはあまり注目されていません。日本は地震が多発する国であり、住宅の安全性を確保するためには、地震保険だけでは不十分ではないでしょうか。
当社の保証は、地震保険ではカバーしきれない部分を補完し、建物の損壊、液状化現象、地盤の安定性に対する包括的な補償を提供します。これから住宅を建てる方は、ぜひ保証についても考えてみてください。
タカスギの保証内容やスーパージオ工法の詳細については、公式サイトで詳しく説明しています。住宅建設に関するご相談や詳細な情報提供も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。タカスギの保証で、安心と安全な住まいを手に入れましょう。
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